きょう26日は文化財防火デーです。昭和24年に発生した法隆寺金堂の火災がきっかけとなり防火意識を高めて文化財保護の強化しようと昭和30年に制定されました。これに合わせて倉敷市連島町西之浦の厳島神社で消防訓練が行われました。
訓練は、厳島神社の敷地内で炎が上がっているとの想定で行われました。神社の関係者が119番通報して御神体や書物などの神社の収蔵物を建物の外へ避難させたあと消防車が到着し消火活動にあたりました。水島消防署の署員をはじめ地元の消防団員、地域住民など参加したおよそ50人は互いに連携を確認しながら真剣に訓練に取り組んでいました。水島署管内では去年1年間に火災が27件発生していますが、文化財などへの被害はありませんでした。訓練の後には、消火器の使い方を学ぶ講習会も開かれ、地域住民が万が一の時に備えていました。




