総社市が発注した公共工事をめぐる官製談合事件を受けて、市は公共工事に関わる技術者などを対象にした研修を開きました。
研修には、公共工事に関わる建設部や水道部を中心におよそ30人が出席しました。講師は、岡山県庁の土木技術職OBの下山正司さんが務め、岡山県立大学の建設や倉敷駅付近連続立体交差事業の環境アセスメントなどに関わった経験から話しました。下山さんは、「市の職員であるということを自覚して、郷土を愛する気持ちを忘れずに不祥事を起こさないよう業務をしてほしい」と仕事をする上での心得を伝えました。総社市発注の公共工事をめぐる官製談合事件は、市の職員が建設業者に設計価格を漏らしたとしてこれまでに、建設部の幹部職員など3人が逮捕されています。




