第56回岡山県高校家庭クラブ研究発表大会が、総社市民会館で開催されました。
大会では、岡山県高校家庭クラブ連盟に加盟する58校から備前・美作支部、備中支部の予選を通過した6校の生徒が発表しました。家庭クラブには、家庭科を履修するすべての生徒が参加できます。参加した生徒たちは、家庭生活や地域社会で見つけた身近な問題点を夏休みなどを利用して解決策を探ります。この日の発表では、食育や環境などを問題にしたテーマを取り上げ、自ら実践した事例を紹介しました。岡山県立井原高校1年笠原詩織さんは「エコバッグ」の取り組みを発表しました。笠原さんは、スーパーなどでエコバッグを調査し、母親の要望を組み入れたオリジナルエコバッグを作りました。折りたたむことで持ち運びを便利にし、肩からも提げられて、母親にも「買い物を快適にできる」と好評だったそうです。笠原さんも、取り組みを通してエコへの意識が高まったと感想を話しました。




