玉野市消防本部の消防長が、危険物の取り扱い事業所を特別査察しました。
秋の火災予防運動期間中の行事として、今年は、大豆や菜種などの輸入穀物を扱う玉野市築港の加藤製油岡山工場で実施しました。松浦秀樹消防長をはじめ、玉野市消防本部の職員4人が訪れ、危険物取り扱い施設に関する教育訓練記録などの書類をチェック。実際に工場内にある危険物取り扱い施設などを見て回りました。こちらの工場には、危険物の取り扱い施設や地下タンクの貯蔵施設が合わせて7ヵ所にあります。さらに、去年4月に県から市町村に許認可の権限が委譲された高圧ガスの関連施設が2ヶ所にあります。消防長は施設の状態のほか、管理体制や日常点検なども職員に質問し、確認しました。きょうの査察では、不備などはありませでしたが、応対した職員は確実な防火管理について自覚を新たにしていました。玉野市消防本部の管内には、危険物を取り扱う大規模事業所がおよそ10事業所あり、特別査察は毎年、順番に実施されています。




