女流将棋の公式タイトル戦「第17期大山名人杯倉敷藤花戦」の三番勝負は、きょう(11日)、開幕しました。東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われた第一局は、連覇を目指す高校3年の里見香奈倉敷藤花が先勝しました。
今回の倉敷藤花戦は、初防衛を狙う里見 倉敷藤花と公式タイトル初挑戦で獲得に燃える中村 女流二段という若手同士の顔合わせとなりました。午前10時から先手 里見倉敷藤花で始まった対局は双方が振り飛車で攻める「相振り飛車」となりました。5時間56分の接戦を、制したのは里見倉敷籐花で、141手で先勝しました。注目の第二局は、11月22日(日)に倉敷市芸文館で行われ、対戦成績がタイの場合は、翌23日に第三局が行われます。




