倉敷市内の文化財を紹介するパネル展が倉敷市役所1階展示ホールで開かれています。
会場には平成20年度に国や県、市から新たに指定を受けた8件の文化財を中心に解説付きでパネルが展示されています。このうち国の登録文化財に指定された日本基督教団倉敷教会の教会堂は、教育者で建築家の西村 伊作が設計したものです。西村が当時普及に努めていた従来の客間中心の建築ではなく家族中心の居間式住宅である「バンガロー風」の建築様式が採用されている歴史的価値の高い建築物です。
そのほか、これまでに指定を受けている下津井地区の7件の文化財や、昭和40年代に入ってから市が本格的に取り組み始めた町並み保存の取り組みについてが写真とパネルで紹介され、訪れた市民らが熱心に見入っていました。この文化財展は、13日(金)まで倉敷市役所1階で開かれています。




