総社市は、去年末、官製談合事件で市の幹部職員2人が逮捕されたのを受け、毎年実施している不当要求行為への対策研修を対象者を拡大して行いました。
研修には、およそ120人の職員が出席し、岡山県警察本部で組織犯罪対策を担当する三村淳一警部などの話を聞きました。総社市では、去年末、市が発注した公共工事に関する設計価格を漏らしたとして、建設部の幹部職員2人が逮捕・起訴されています。この研修は、毎年、不当要求行為の監督責任者となる各部長などを対象に行われていましたが、事件を受けて、今年は、各所属長やほかの職員にも対象を広げて行われました。講師の三村警部は、違法な手段による不当要求行為が発生した時は、迅速な対応が必要と伝えました。
【インタビュー】市の職員は
総社市では、今月中に建設関係の技術者や設計に関わる人を対象にした研修も行い、再発防止に努めます。




