消防職員や消防団員らが参加する新春恒例の消防出初式が、倉敷市で開催され、今年一年の防火・防災への決意を新たにしました。
消防出初式には、消防職員や倉敷市内42の消防団員など1603人が出席しました。倉敷市消防局の秋葉佳樹局長は「地域にとって身近な防災機関として市民の期待は高い。消防体制をより盤石なものとし、一丸となって安全安心に取り組んでほしい」と呼びかけました。また、倉敷市の伊東香織市長は「いつ起こるかわからない災害に備え、日頃から市民への防災を働きかけ、厳しい訓練にも取り組み、今年一年、市民のみなさんのために頑張ってもらいたい」と訓示しました。倉敷市消防局管内では、去年1年間に123件の火災が発生し、救急件数は、2万1062件といずれも増加しています。出席した消防職員と消防団員らは、互いの連携を強化し地域の防災力を高め今年一年の防火や防災への決意を新たにしていました。なお、式では、消防行政に功労のあった人たちなど464人に表彰状が贈られました。




