倉敷市の新渓園では、新年恒例の新春かるた会が開催されました。
この新春かるた会は、倉敷市文化連盟などが主催して毎年開催されているもので、今回で47回目を数えます。今年は、小学1年生から80歳代の高齢者まで倉敷市内外から98人の愛好家が参加しました。参加した人たちは、4人から8人の11グループに別かれ、畳の上に置かれた百人一首のかるたを囲み、ちらし取り競技を行ないました。読み手が百人一首の上の句を読み上げると輪になった参加者から一斉に手がのび、下の句が書かれた一枚の取り札を勢いよく取り合いました。また、50枚の札を1対1で取り合う競技かるたも行なわれました。集中力と瞬発力が必要な競技かるたには、全国大会にも出場している玉野光南高校の生徒も参加しました。一瞬で決まる真剣勝負に会場は静まり返り、参加者は、白熱した試合で互いの腕を競い合っていました。




