全国高校サッカー岡山県大会の決勝戦が8日、岡山市の桃太郎スタジアムで行われ5連覇を狙う作陽高校と初の全国大会出場を目指す総社高校が対戦しました。準決勝の東岡山工業戦で2点ビハインドから逆転して決勝に進んできた総社高校。1・2年生のみのチームですが、勢いに乗っています。
前半開始早々、作陽高校は左サイドから展開しゴール前に迫ります。
作陽・渡辺の放ったシュートは総社のキーパー平松ががっちり押えて得点を与えません。しかし、その直後、作陽は村木の右サイドからのクロスに武井が頭で合わせて先制点を奪います。さらに前半10分、作陽はセットプレーから後藤が押し込んで2点目。素早いパス回しとそつのない攻撃で優位に試合を進めます。総社は相手の固い守りに阻まれ思うようにボールを支配できないまま前半を終えます。後半に入っても作陽の勢いは全く衰えず、ディフェンダーの西田がわずか6分間でハットトリックを決めるなど一方的な展開。総社はスタンドからの必死の声援も届かず6‐0で敗れ、初の全国大会出場の夢はかないませんでした。




