社会人ラグビーのトップキュウシュウAリーグ。地元三菱自動車水島と三菱重工長崎の試合が倉敷市四十瀬の倉敷運動公園陸上競技場で開かれました。赤のユニホーム・三菱水島は、リーグ最下位の三菱重工長崎を地元で迎え撃ち、今シーズン初勝利をあげたいところです。前半を14対7と1トライ1ゴールのビハインドで終えた三菱水島は、後半7分と12分に立て続けにトライを許してしまいます。三菱水島は、再三にわたって相手ゴール前まで攻め込みますが、あと一歩のところで得点につながりません。敗色濃厚となった後半36分、三菱水島は、敵陣22メートルライン左のモールから右に展開、ウイングのキャプテン中野が抜け出しゴール中央にトライ。コンバージョンゴールも決まり追い上げます。さらに、試合終了間際の後半40分、自陣深く攻め込まれた三菱水島は、ゴールライン手前から左にパス展開、ウイングの尾原が100メートルを激走して独走トライを奪います。しかし、三菱水島の追い上げもここまで24対19と1トライ差に泣きました。
また、同じ会場では、元ラガーマンたちで今年春結成された「倉敷クラブ」と旧川崎製鉄ラグビー部OBの交流試合が行われました。最高齢61歳から現役を引退したばかりの元ラガーマン、さらには、ラグビーをはじめたばかりの初心者が同じグランドでプレイします。試合は、比較的若手選手の多い青のユニホーム・倉敷クラブが65対0で完勝しました。




