岡山県が今年度末で閉鎖を決めている倉敷市の水島サロンで、毎年恒例のふれあい祭りが開かれました。
このイベントは、水島の企業と地域住民の交流を図ろうと企画されていて、今年で13回目を数えます。
会場には、フリーマーケットや屋台など、およそ140もの出店が軒を連ね、お目当ての品物を探す買い物客でにぎわいました。
また、今回は、水島工業地帯が高梁川の恩恵を受けて成り立っていることや、現在の水島地区がかつての東高梁川の跡に形成されていることなどから高梁川流域の名産や特産物を扱う店も会場に並びました。
そのほか、三菱自動車水島音楽部によるブラスバンド演奏なども披露され、来場者は場内に響く音色を楽しんでいました。
赤字運営の続く水島サロンは、岡山県の方針で来年3月末をもって閉鎖される予定となっていますが、地元水島の住民からは存続を望む声も上がっています。




