総社出身の橋本龍太郎元総理の思い出を語る会が開かれ、久美子夫人が元総理の初当選時代などを振り返りました。
思い出を語る会はNPO法人吉備野工房ちみちが主催する総社の魅力再発見イベントみちくさ小道の一環として開かれました。会場の宝福寺には応募のあった市民30人が集まり元総理の初当選時代の話や結婚した時のエピソードなどに耳を傾けました。聞き手は21年間元総理の秘書だった片岡市長が務め、久美子夫人とのあ・うんの呼吸での思い出話しに会場は大いに沸きました。久美子夫人は新婚当時を振り返り、元総理に会えず寂しさのあまり泣いてばかりいたところ、「それなら代議士を辞める」と言われ逆に精神的に強くなったことなどエピソードを語り、「考えてみれば、それも政治家の手腕」と亡き夫を偲びました。元総理は14回の当選を果たし、首相就任以降行政改革や省庁再編に着手。写真や剣道の愛好家としても知られましたが2006年の7月、敗血症のため68歳で死去しました。




