赤米を神前に供える「神饌」が伝わる総社市新本の本庄国司神社で、地元の小学生が、赤米の稲刈りを楽しみました。
稲刈りをしたのは、新本小学校の5年生18人と、赤米保存会のメンバー6人などです。本庄国司神社では地元の保存会によって赤米が受け継がれていて、赤米の神饌は県の無形文化財に指定されています。小学校では「赤米は新本の宝物」というテーマの総合学習で、田植えから稲刈りまで一連の作業を保存会に教わりながら体験しています。刈り取った稲は、束にして木組みに干し、乾燥させます。今年は大きな災害もなく順調に育ったそうで、収穫した赤米は12月30日の霜月祭で神饌として備えることにしています。




