倉敷市茶屋町の歴史遺産や自然環境を巡るウォークラリーが16日(土)行われました。
ウォークラリーには茶屋町に住む親子連れ40人が参加しました。このイベントは学校などで町の歴史を紹介している市民有志の団体、『茶屋町エコライフ・グループ』が市民企画提案事業として行っています。町の魅力を再発見して、市民にもっと茶屋町を好きになってもらうことが目的で、今年の6月に続いて2回目の開催です。ウォークラリーで参加者は茶屋町の中心部をおよそ2キロに渡って歩き、歴史遺産について学んだり、自然と触れ合って町の魅力を見つけます。昔、船の物資の積み下ろしが行われていたという『旧銀行の浜』ではスタッフが水の中に網を投げ、どんな生き物が住んでいるのかを調べました。網にかかったのはコイやワタカなどたくさんの魚です。豊漁に子どもたちは歓声を上げ、泳ぐ様子などを観察していました。このほか、準絶滅危惧種のゼゼラなど11種類が見つかりました。このほか、1.5キロほど離れた場所にある金比羅宮にも足を運びました。最後にオリジナルのフォトフレームを作りました。参加者はドングリやマツボックリを使い、秋らしく仕上げていました。ウォークラリーは来年以降も継続し今後は野鳥観察や茶屋町生き物マップの製作に取り掛かっていく予定です。




