倉敷市内でものづくりやデザインを手掛ける企業28社で構成する「倉敷産業デザイン研究会」が、アイビー学館で初めての展示会を開きました。
この展示会は、倉敷商工会議所の外郭団体「倉敷産業デザイン研究会」が、発足35周年を記念して、活動と会員企業の取り組みを広く知ってもらおうと、初めて企画しました。研究会が最初に取り組んだ、イ草の製品デザインについて紹介しているほか、38の企業と個人が手掛けた製品を出展しています。和菓子や木工製品など、それぞれにこだわりのデザインが目を引きますが、特に、デニム製品は、独創的なデザインと巧みな技術が国内外から注目されていて、今回の展示会でも多くの団体が出品しています。このほか、倉敷市内で活動するクラフト作家によるブースも設けられました。唐木づくりでおもしろい動きをする木工作品やステンドグラスなど、デザイン力と技術力が詰まった作品が並びます。倉敷が誇る産業のデザインが詰まった展示会は、24日まで開かれています。




