11月10日開催の将棋のマチュア銀河戦のネット予選に倉敷ケーブルテレビからは、出場する倉敷市の狩山幹生くんを紹介します。狩山君は、メキメキと実力をつけ、県内でトップクラスの腕前と注目集めている小学生棋士です。
倉敷市立連島北小学校に通う狩山幹生くん将棋を始めたのは小学校の2年生の時、おじいちゃんの将棋の相手をするように言われ初めて将棋の駒にふれたそうです。【インタビュー】狩山君の祖父井谷 直行さん「ちょっと相手をしてくれんかなという軽い気持ちで教えたがすぐに覚えて・・勝てんようになりましたね」狩山君は、将棋を教わってからわずか2カ月ほどで将棋のおもしろさを知り虜になりました。将棋が大好きになった狩山君は3年生になると倉敷市内で開かれている将棋教室に通い、本格的に将棋を習い始めました。木曜の夜水島公民館で開かれている子ども将棋教室では、将棋の基礎から学び腕を磨いてきました。2013年7月27日ジュニア棋士日本一を決める全国小学生倉敷王将戦で第3位9月にあった「第24期山陽アマ名人戦」の挑戦者決定トーナメントを制し、挑戦権を獲得。来年の春、郷土最強を競うタイトル戦3番勝負に小学生として初めて挑みます。そして、10月6日の倉敷ケーブルテレビ杯アマチュア銀河戦岡山県将棋大会では、ジュニアではなく、アマチュアA級の部門で大人相手に鋭い将棋を指し優勝しました。メキメキと力をつけてきた要因はどんなところにあるのでしょう。大山康晴名人に続けとばかりにプロを夢見る狩山君は、今年の夏、棋士養成機関の「奨励会」への入会試験に挑戦しました。結果は、3勝3敗で今回は、叶いませんでした。しかし、大山名人記念館の子ども将棋教室から誕生した第一号棋士菅井竜也五段のようになりたいと日々、将棋の勉強に励んでいます。アマチュア銀河戦のネット予選大会まで2週間と迫った10月27日(日)狩山君は、倉敷美観地区で開かれた女性棋士との指導対局「青空将棋道場」に参加し、実戦への勘を養いました。最後に11月10日のネット予選に向けての意気込みをききました。「焦らずに、自分の将棋で勝ちたいです」




