大原美術館の工芸・東洋館で、11月19日から染色作家八幡はるみさんが、手掛けた幟旗や暖簾などを飾った作品展「工芸・東洋館を祝う」が開かれています。
滋賀県大津市在住の染色作家八幡はるみさんは、京都造形芸術大学教授で、日本テキスタイルデザイン協会や京都工芸美術作家協会の会員として染めによるアート作品を発表すると同時に布地や織物をデザインした商品も数多く手がけています。今回は、大原美術館工芸・東洋館の棟方志功室、芹沢銈介室がオープンして50周年の節目にあたり、二人の業績を称える意味で染めの仕事をしながら工芸の汎用性を追求している八幡はるみさんの作品が展示されました。作品は、中庭の幟旗25本をはじめ、60センチ四方の型染め24枚をコラージュしたタピストリー幔幕や暖簾など53点で開館50周年を祝うように飾られています。染色作家 八幡 はるみさんによる「工芸・東洋館を祝う」は、来年1月19日まで大原美術館工芸・東洋館で開かれます。【インタビュー】染色作家・八幡はるみさん




