玉野市胸上にある高野山真言宗の宮尾山・三宝院で、「秋の聴聞法会」が行われました。
およそ500年続く伝統行事に、住民たちが無病息災を祈りました。
7年ぶりに「聴聞法会」が行われた三宝院には、近隣に住むご詠歌の女性およそ30人が集まり、ご詠歌を唱えて、鉦や鈴を鳴らし、先祖の供養や家族の健康と幸せを祈りました。
また、本堂には「聴聞法会」のために四面器などの特別な仏具や掛け軸が用意されました。
「聴聞法会」は玉野市の重要民俗資料に指定されている伝統行事です。
東児地区の7つの寺が毎年旧暦の2月15日ごろと10月15日ごろに順番に開いています。




