玉野市立宇野小学校が今年で創立百周年を迎え、きのう1日、記念式典が行われました。
記念式典は、卒業生やPTAの関係者などでつくる記念事業実行委員会が中心になって、準備を進めてきました。全校児童や保護者などが見守る中、実行委員長の仁科信二郎さんが式辞を述べ、「小学校の歴史は、私たち地域の財産です。これからも地域を挙げて宇野小学校区の繁栄を願っています」と挨拶しました。これを受け、宇野小学校の合田裕子校長と6年生の井上翔太くんが挨拶し、100年の歩みを支えてくれた人たちへの感謝の気持ちと小学校の未来に託す思いを言葉に込めました。宇野小学校は、宇野港が完成した同じ年に創立されました。玉野市の中心部の小学校として昭和36年まで1000人を超える児童が在籍していました。その後は、ドーナツ化現象の影響で児童数は減っていて、現在は231人です。これまでに1万908人の卒業生が学び舎を巣立っています。運動場では式典の出席者が宇野小学校の未来への希望を風船に託し、空高く舞い上げました。式典を行った実行委員会は、創立百周年の記念事業を行うため3年前から準備を進めていて、このほかにも校歌の編曲や記念冊子の制作などを手がけています。宇野小学校が創立百周年を迎えた話題は、今週6日金曜日のKCTワイドで詳しくお伝えします。さらに、宇野小学校創立百周年の特別番組を今月7日、8日の午後1時からお伝えします。




