西アジアの遊牧民が作った絨毯などの染め織物が倉敷民芸館で展示されています。
色鮮やかな絨毯や手の込んだ模様のキリム。西アジアのイランやアフガニスタンなど現在 入国が不可能になっている国々などの遊牧民が制作したものです。およそ100点におよぶ作品は、東京の収集家丸山 繁さんのコレクションによるものです。丸山さんは、20年余りに渡り、中央、西アジアの国々を単身で渡り歩き絨毯やキリムを収集し続けました。展示された織物はザクロやブドウの葉などの草木で染め上げられたものばかりです。遊牧民はこうした織物を日常生活の必需品として携帯するばかりでなく、いざという時に金銭と交換できるものとして大切にしているそうです。この展示会は11月3日(火)まで倉敷民芸館で開かれています。




