倉敷市水島の天台宗のお寺「水嶋寺(みずしまでら)」で第二世住職の就任を祝う晋山式が行われました。
天台宗 紫雲山・水嶋寺の第二世住職の晋山式法要に際して練供養が営まれました。練供養では、水島地区で、50年ぶりとなる稚児行列が行われました。烏帽子や冠をつけきらびやかな袴着姿の子どもたちおよそ50人は、保護者と一緒に慈愛幼稚園から水嶋寺の山門までの600メートルを歩きました。稚児に続いて天台宗の僧侶に導かれ水嶋寺の新住職の就任を披露しました。本尊の聖観世音菩薩を祀る本堂で営まれた晋山式法要では、本山特使による辞令伝達が行われ、神原彰仁住職に任命書が手渡されました。水嶋寺は、昭和28年(1953)に神原彰敬住職によって開かれ、今年が開山60年目にあたります。晋山式法要では、後を継いだ、先代の息子の彰仁住職が第二世就任への決意を新たにしました。また、式典では、比叡山延暦寺の小堀光實師から就任を祝うはなむけが贈られました。水嶋寺は、開山60年目の節目に新たなスタートを切りました。【インタビュー】晋山式実行員長・仁熊實さん■水嶋寺第二世・神原彰仁住職




