年に一度、広い製鉄所構内を一般に開放して行われる「JFE西日本フェスタin倉敷」が3日(日)開かれ、たくさんの家族連れなどで賑わいました。
イベント会場には、今年も140を超えるテントが並びました。地元グルメや日用品などが販売され、訪れた人たちが買い求めていました。
イベントの目玉の一つが、鉄の出来る様子を間近で見学できるバスツアーです。ツアーの一行は、高炉など製鉄所の構内をバスの窓から見学しました。
厚板工場では、およそ400メートルの見学通路を歩き、轟音の中、スカイツリーの建設にも使われた巨大な鉄の板が出来上がる様子を見学しました。
会場の一角には、製鉄所で働く特殊な車が展示されました。車高が異常に低いこのキャリアパレット車は、車の上部に最大160トンまでの重い鉄の材料を載せて走ります。
今年のJFE西日本フェスタは、午後から生憎の雨模様となりましたが、およそ8万人の人出でにぎわいました。
「JFE西日本フェスタin倉敷」の模様は、特別番組として今月16日と17日に放送します。




