総社市窪木の岡山県立大学が開学２０周年を迎え、２日、記念式典を開きました。
記念式典には、学校関係者や県議、市議などおよそ４５０人が出席しました。岡山県立大学 辻英明学長は「地域における知の拠点として県民から期待される大学を目指したい」と２０年の節目を迎え決意を新たにしました。岡山県の伊原木隆太知事は「地域の期待、県民の期待に応えられるよう日々努力し、研鑽していただきたい」と祝辞を送りました。岡山県立大学は、１９９３年４月に３学部７学科の４年制大学と３専攻の短期大学を併設し開学しました。「人間尊重と福祉の増進」を基本理念に教育研究活動の充実に努め、これまでにおよそ８５００人の卒業生を輩出してきました。式典では、６期生で現在、倉敷中央病院に勤務する曽我比呂子さんが卒業生を代表して挨拶し、「大学では、専門家としての大切な基盤を学んだ。今後も、専門性の高い人材育成に尽力していただきたい」と今後の発展を願いました。また、式典前には、構内で記念植樹が行われ、モミジやソメイヨシノ、アオギリの３本の木が辻学長らによって植樹されました。
