県立倉敷南高校が取り組んでいる、地域の課題を解決する方法を探る中で生徒たちが進路を考える倉敷「町衆」事業プロジェクトのレポート発表が行われました。
会場には、1年生320人77組が6月から取り組んでいた地域活性化のレポートが展示されました。
レポートには、観光客の集客案や連島ゴボウやジーンズなどの特産品のPR案など、生徒達がフィールドワークを通して完成させたプランが分かりやすくまとめられています。
生徒たちはレポートを参加した保護者や、プランを審査する教員や「町衆」と呼ばれる助言役の倉敷木材の大久保憲作社長などに発表しました。
審査の結果、3組が特別賞に選ばれ、1組ずつステージ上でプレゼンテーションをしました。
選ばれたのは、美観地区をランニングコースにしてもらったり、インターネットによる口コミ効果を狙った観光客の集客案や、子育てを楽しんでもらう提案です。
発表のあと、生徒は審査員とディスカッションを行い、評価された点や改善点を確認していました。
この事業は、倉敷の課題の研究、発表を通して学んだことを自分の進路の参考にしてもらおうと企画されたものです。
生徒たちは、今後、研究で得た知識や興味を今後の進路選択に生かしていきます。




