玉野市で特産化に向けて養殖実験が進んでいる高級食材、ノコギリガザミ通称『どてきり』の今年2回目の水揚げが行われました。
どてきりの養殖実験は地元業者などでつくる『玉野を元気にするぞ』株式会社が玉野商工会議所や岡山理科大学と協力して取り組んでいます。今回は8月22日に放流したどてきり76匹の水揚げで、100グラムほどだった稚ガニがおよそ300グラムにまで成長しました。今年2回目となる水揚げは将来、同じ場所で年2回養殖することが可能かどうかを確かめるため行われました。この2か月の間に水温が5℃ほど下がり脱皮の回数が減るなど影響があったものの、市場に出すことができる250グラムまで成長したことは一つの成果だそうです。どてきりの養殖実験は来年以降も続き、次回は養殖時期を早めるなどして、成長への影響を調べていきます。




