県立総社高校普通科の一年生は、家庭科の保育実習で赤ちゃんとのふれあいを体験しました。
保育実習は、普通科一年生の「家庭基礎」の学習の一環として一時間だけ行われるものです。実際に子育てをしている母親から話を聞き、乳幼児との交流の機会を得ることが目的です。保育実習には、NPО法人「きよね夢てらす」の協力で子育て広場に通っている13組の親子が参加しました。一年F組の生徒40人は、6つの班に分かれてまだ首がすわっていない一カ月半の赤ちゃんから三歳までの幼児を抱いたり、あやしたりしました。人見知りがはじまった赤ちゃんを抱っこして泣かれて困るなどとまどう場面も見られましたが、小さくて健気な命にふれて生徒たちはやさしい気持ちに包まれていました。保育実習の最後には、子育て中のお母さんから子どもに泣かれた時の対処法や子どもとの接し方など育児に関する疑問を聞きました。




