倉敷市広江の石洞神社で26日と27日に秋祭りが行われ氏子町内のひとつ、南地の千歳楽が町内を練り歩きました。
石洞神社の秋祭りでは江戸時代から続く伝統行事で、広江地区の昔の地名、南地、北地、浜の3つの地区に分かれて千歳楽が巡行します。このうち南地の千歳楽は氏子たちの威勢の良い掛け声とともに町内およそ5キロを練り歩きました。休憩場所となった集会所では子どもたちが可愛らしい練りを見せたほか、氏子たちによるしゃぎりの音色が響き渡りました。巡行を取り仕切るのは、揃いの法被を着た南千歳楽保存会のメンバーです。秋祭りを一層盛り上げるためおよそ10年前に結成しました。保存会には10代から70代までの会員が所属しています。最年少は16歳で祭りの伝統も着実に次の世代へと受け継がれています。多くの人の手によって引かれた千歳楽は2日間でおよそ20キロを巡行し、祭りを大いに盛り上げました。




