JR倉敷駅前にある服飾美術の専門学校倉敷ファッションカレッジのファッションショーが22日、倉敷市芸文館で行われ、学生たちが自分で制作した華麗な衣装を次々に披露しました。
ショーには、1年から3年まで全学生70人が出演。およそ170着もの衣装を発表しました。ファッションショーは学生の1年間の学習の成果を発表する場として毎年この時期の恒例行事として開かれています。テーマは「ACT」。
去年学校創立70年の節目を迎え、次の時代の幕開けを願いテーマを決めました。手の込んだデザインの創作ドレスやモダンデザインの衣装が次々に披露されました。こちらは倉敷特産のデニム素材を用いたドレス。ブルーデニムとホワイトデニムで爽やかな色合いを出し打ち寄せる波を表現しました。学生たちは5月中旬からこの日のショーに向けた企画を立て、衣装制作はもちろん、演出やポージング、ウォーキングの練習などにも熱を入れてきました。今年は倉敷天領太鼓の山部泰嗣さんから舞台衣装制作の依頼を受けデニムのはかまを共同で制作し、ステージ上で和太鼓との共演が実現しました。倉敷ファッションカレッジは来年1月末にパリで倉敷市が行うデニムの見本市の一環でファッションショーをすることが決まっており、デニム素材で「甲冑」と「花魁」をテーマに衣装を制作。
パリでのショーに先立ち初お披露目されました。ステージ終了後のロビーでは、学生たちが達成感に満ち溢れた表情で友人や家族と写真撮影などを行っていました。KCTではこのファッションショーの模様を全て収録し、11月2日(土)午前9時以降、ご覧の時間に1時間番組としてKCTデジタル11chで放送します。




