倉敷公民館の彫刻「くらしきもん」や総社市の石積み彫刻「カミガツジ」の作者で世界的な彫刻家流政之さんの個展が、27日から天満屋倉敷店美術画廊で開かれています。
流政之さんは、高松市庵治町に構えた広大なナガレスタジオを拠点に40年以上に亘って創作活動を続けている世界的な作家です。代表作の「サキモリ」や「ナガレバチ」にみられるように観る者を魅了する力動感と流動性に富んだフォルムが作品の特徴です。今回の倉敷での個展では、去年から初めて取り組んだ備前焼の茶碗「流(わん」と彫刻家流政之ならではの心のイメージを書で表現した作品を発表しています。流政之さんの新境地というべき備前焼の茶碗と書の作品展「流政之陶と書」は、11月8日まで天満屋倉敷店4階美術画廊で開かれています。




