倉敷市立西阿知小学校でエコ学習会が開かれ、5年生がEM菌を使った環境美化について学びました。
EM菌とは微生物の中から人や自然に役立ち安全な種類だけを集めたもので、嫌な臭いの元になるヘドロなどを分解する効果があります。岡山・鳥取地区のライオンズクラブではあわせておよそ200の小・中学校を対象にEM菌の培養液を使った環境保全活動に取り組んでいて、今回のエコ学習はその一環として倉敷天領ライオンズクラブが開きました。体育館ではEM菌培養液を散布した河川の浄化の様子がスライドで紹介され、児童たちはEM菌による環境浄化作用について説明をうけました。このあと、児童たちはEM菌の培養液づくりに挑戦しました。児童たちは、ライオンズクラブのメンバーから説明を受けながら、用意されたEM菌の原液と水、それにEM菌を活性化させるための糖分を混ぜ合わせていきました。また、EM菌は水を張ったままのプールに入れると、壁や底などにコケが付きにくい効果があることから、児童たちはあらかじめ用意されたEM菌の培養液40リットルをプールへ入れていきました。児童たちは、今後環境学習の一環として定期的にプールの水の変化を観察し、EM菌の効果を調べることにしています。




