総社市立昭和小学校では、一人暮らしのお年寄りを招いて、児童と触れ合う「にこにこ交流会」が開かれました。
昭和小学校を訪れたのは、地元のお年寄り13人です。この交流会は、お年寄りに児童との触れ合いを楽しんでもらおうと昭和地区社会福祉協議会が去年から行っています。社会福祉協議会は、毎月一人暮らしのお年寄りを訪ね、小学生が書いた手紙などを添えた「にこにこ弁当」を配っています。去年の10月には初めて学校に招いて一緒に弁当を食べる交流会を開きました。教室に招かれたお年寄りは、早速、地元の栄養改善協議会と児童たちが協力して作ったお弁当を食べました。児童たちは積極的に話しかけ、貴重な体験談などに目を輝かせながら会話を楽しんでいました。交流会では児童による「ふるさと」の合唱もあり、お年寄りはうれしそうに聞き入っていました。この交流会は高齢者にとても好評だそうで、社会福祉協議会は来年も交流会を行う予定です。




