災害時に地域の防災リーダーとして注目を集めている「防災士」という資格をご存知でしょうか。この資格取得を目指す、倉敷市主催の防災士育成講座が24日、25日の2日間で、初めて開かれました。
防災士育成講座には、倉敷市内の20代から70代までの61人が参加しました。2日間で行われ、大雨や地震に関する知識や、防災対策などについて、専門家が講義しました。防災士とは、NPO法人日本防災士機構が認定する資格です。災害時に必要な心構えや知識を備えることで、地域の防災リーダーとしての活躍が期待されています。7月までに、全国で6万6476人が、岡山県内では662人が資格を得ています。倉敷市では、地域の防災力向上を目的に、初めて講座を開きました。受講料は1人6万1000円ですが、ほぼ全額を市が負担しています。参加者は、資格取得のための試験にも挑戦していて、1週間後に結果が発表されます。




