倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラによる夏恒例の演奏会が22日、倉敷平成病院で開かれました。
倉敷市老松町の倉敷平成病院では、音楽を鑑賞することで、療養中の患者や、地域住民の心の癒やしになるようにと、平成2年から毎年、倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラを迎えて演奏会を開いています。ジュニアフィルの団員は、小学生から大学生で構成され、団員になるために基礎講座で学ぶ子どもたちを加えると約90人を数えます。24回目となる演奏会では、基礎講座生も参加してのエルガー作曲の行進曲「威風堂々」をはじめ、チャイコフスキー作曲のヴァイオリン協奏曲などを演奏しました。ヴァイオリン協奏曲では、8歳から倉敷ジュニアフィルでヴァイオリンをはじめ、現在、桐朋学園大学音楽学部1年生の佐々木綾さんをソリストに迎え、管弦楽の醍醐味を披露しました。会場には、約200人が訪れ、子どもたちによる元気いっぱいの演奏に耳を傾けていました。なお、倉敷ジュニアフィルハーモニーオーケストラは、25日(日)倉敷市芸文館ホールで第29回定期演奏会を開きます。




