倉敷市を拠点に伝統芸能を楽しむ子どもたちが練習の成果を披露するくらしきジュニア伝統芸能祭が18日、倉敷市芸文館で開かれました。今年は10回目の節目を記念して、新曲の合同演奏に挑戦しました。
くらしきジュニア伝統芸能祭は、太鼓や民謡など、日本の伝統芸能を次世代に引き継ごうと、倉敷市文化連盟が主催して、平成16年から毎年開催しています。今年は、倉敷市内で活動する4歳から高校生までの150人が出演。日本舞踊、太鼓、民謡、剣詩舞など、6つの部門ごとに、伝統芸能の精進に励むジュニアたちがステージに立ちました。今年は、くらしきジュニア伝統芸能祭の10周年を記念して、新曲の舞台が披露されました。作曲したのは、愛知県の筝曲家野村祐子さん。倉敷市児島塩生を舞台にした民話をもとに作られた総合劇「銀のつづら」は、歌と和楽器の演奏、そして日本舞踊がコラボレーションする難しい作品です。そして、合同演奏は、野村さんが作曲した新曲「子どものための嬉遊曲」です。童謡「海」や「桃太郎」などをアレンジしたメドレーです。小学生から高校生までの50人が、息の合った演奏を披露しました。




