夏休み中の小学生が大学での研究を体験する『キッズキャンパス』が岡山県立大学で行われました。
このイベントは、子どもたちが大学の専門的な研究に触れることで幅広い分野に興味・関心を持ってもらおうと毎年開かれています。今年は総社市内に住む小学生の親子連れなど71人が参加しました。参加者は3班に分かれ、保健福祉学部、情報工学部、デザイン学部の3つの学部を訪ねました。このうち、情報工学部では人とロボットのコミュニケーションについて研究している施設を見学しました。この研究室には、話しかけた人のリズムを読み取って相槌を打ってくれる花のロボットのほか、両腕に付けた磁気センサーで画面上のキャラクターを動かす装置などがあります。中でも子どもたちの人気を集めていたのが、マイクに向かって話しかけると、声に合わせて自動で顔や体が動く、クマ型ロボット『トミィー』です。子どもたちはトミィーになりきって話しかけ、コミュニケーション研究の一端を体験していました。




