県立倉敷中央高校で福祉科の実習開始式が行われ、2年生35人があすから始まる施設での実習を前に決意を新たにしました。
福祉施設での実習は介護福祉士など福祉専門職を目指す福祉科の生徒にとっては国家試験の受験資格を得るために必要なもので、この実習開始式は10日間の実習を前に自分を見つめ直すものです。式では、古川 秀巳校長が「この実習を通じて多くの人の支えがあることに気づき、謙虚な気持ちで臨んでください」と挨拶しました。また、1年生からは激励の言葉とメッセージカードが、3年生は「笑顔と挨拶を忘れずに」と手話を交えたアドバイスと手作りのお守りを一人ひとりに手渡し、2年生を激励しました。さらに、実習での注意点や心構えなどが書かれた福祉科1期生から今の3年生まで12年間伝わる実習ノートが引き継がれました。これらを受け、2年生は一人ずつ「積極的に行動します」などと実習での意気込みをキャンドルの明かりに誓いました。福祉科2年生の施設実習は明日から10日間の日程で、倉敷と総社市内の福祉施設15ヶ所で行われます。




