メキシコを中心にアメリカ南西部と中南米の熱帯地域に自生する「リューゼツラン」という植物をご存じでしょうか?アロエによく似た大きな多肉植物ですが、その成長は遅く、花を咲かせるまでに60年から100年かかると言われています。その「リューゼツラン」の花が総社市の下倉(したぐら)で咲いたと話題を集めています。
漢字で、「竜(りゅう)」の「舌(した)」の「蘭(らん)」と書くリューゼツランの花は、高さ7メートル以上に成長した花茎の先につけた花枝に広がる黄色いブラシのようなもの、これがリューゼツランの花です。珍しい花が咲いたリューゼツランは、総社市下倉 槻地区の本安方一さんのお宅の庭に65年前に植えられたものです。今年の6月頃から花茎が伸びはじめ、近所で何事かと注目を集めていました。【インタビュー】本安 方一(82歳)さん
総社市下倉の本安 方一さん宅で咲いたリューゼツランの花は、9月上旬まで楽しめそうです。リューゼンツランは、花を咲かせたのちは、枯れてその生涯を終えますが、親カブの回りには、子どものカブを残すそうです。




