玉野市の常山で、安土桃山時代に常山城を守ろうと戦い命を落とした女軍の供養祭が行われました。
玉野市の常山では安土桃山時代の天正3年、毛利軍に攻め込まれた常山城が落城の危機に追い込まれ城主の上野隆徳の妻・鶴姫が侍女と共に敵陣に攻め込みましたがかなわず、自害したと伝えられています。供養祭には宇藤木地区や荘内地区の住民などおよそ130人が出席し、願いかなわずに自害した鶴姫と侍女に手を合わせました。常山での供養は昭和12年に歴史を後世につないでいこうと女軍塚を整備したことをきっかけに始まりました。その後、昭和50年に口説き「常山落城記」を完成させたの機に地踊りかっからかを供養踊りとして踊り奉納しています。女軍供養祭は、一昨年までは整備されている女軍塚で行ってきましたが平成23年の台風で山道が被害を受けて通行が困難になっていることから今年は常山2合目で行われました。出席者は夏の強い陽射しが照りつけるなか供養のため暑さに耐えながら踊っていました。




