救急医療の現場で必要とされるのがチームワークです。
川崎医科大学付属病院は患者の一命を争う状況を想定しチーム医療の技術を競う大会を初めて開きました。
競技には病院内から医師と看護士6人で構成したチーム7組が挑みました。
夜間に患者の容態が急変したという想定のもと呼吸や心音などを再現できる最新のシミュレーターを使って行われました。
刻々と変わる患者の容態、家族への対応などチームで力を合わせて迅速で適切な救命処置を行い技術力を競いました。
途中処置の妨げになる状況を作るなどより実践的なシナリオで行われました。
それぞれチームはこの日に向けて練習を行ってきていて、磨いてきた技術と連携力を存分に発揮していました。このシミュレーション訓練はチーム医療の技術を高められるとして海外でも取り入れられています。
今後は地域医療の向上を目指し他の病院へも呼びかけ、病院対抗での開催も行っていきたい考えです。




