倉敷市真備地区を運行する「真備さいくるバス」が、きょう(1日)から再編され、「真備地区コミュニティタクシー」として再スタートを切りました。
旧真備町時代から運行していた「真備さいくるバス」は、井笠鉄道の事業廃止に伴い、住民で組織する運営委員会が主体となって、路線を再編。名称を「真備地区コミュニティタクシー」に変えました。これまで走っていた3路線のルートは、それぞれ往復6便運行します。そして、停留所の通過時刻を決めて走る定時便に加え、事前予約が必要な予約便を導入しました。また、新たに船穂公民館行きを新設。イオンモール倉敷方面に向かう船穂地区コミュニティバスに乗り換えできます。運賃は1回の乗車で300円と、以前より100円値上げしました。ただし、65歳以上の高齢者、障がい者などには利用者証を発行し、100円割り引きます。真備地区のコミュニティ交通は、平成19年度から5年間で乗客数が62%減少していて、再編による利用者の増加が期待されます。




