ユネスコ・アジア文化センターの国際交流事業として総社市内の小中学校を視察する中国の教職員団が、総社市を表敬訪問しました。
総社市を訪れたのは、王定華団長をはじめとする中国教職員団のメンバー２９人です。総社市の片岡 聡一市長は「総社市は全国に先駆けて多文化共生に取り組んでいます。今後も文化、教育などで深い交流を続けたい」と歓迎しました。この交流事業は、文部科学省の委託を受けたユネスコ・アジア文化センターが２００２年から実施しています。中国の教職員団が、総社市を訪れるのは、２００７年以来２度目となります。今年は、総社市をはじめ、沖縄の那覇市や千葉県の成田市など全国５都市に中国の教職員１４３人が５グループに分かれて視察します。王定華団長は「総社市での交流を通じて教育現場の様子を学ばせていただきたい」と挨拶しました。中国の教職員団は、２２日まで総社市に滞在し、総社東中学校や総社北小学校の授業を参観するほか、総社市の教職員らと情報交換を行うことになっています。
