今年春に完成した倉敷国家石油ガス備蓄基地を見学するツアーが初めて開かれました。
水島コンビナートの中にある倉敷国家石油ガス備蓄基地を訪れたのは、小学生3年生から6年生までの児童と保護者合わせて48人です。最初に、国が全国5カ所に整備している備蓄基地の概要が説明されました。倉敷の備蓄基地はその一つで、地下に巨大なタンクを掘っていて、国内需要で10日分に相当する40万tのLPガスを貯蔵できます。子どもたちは、監視室なども見学し、LPガスが移動、貯蔵できることから地震などの災害時に役立つことなどを学びました。続いて、地上に置かれているガス燃焼装置などを見て回りました。また、最大70m先まで届く放水車を使った消防訓練も見学しました。この見学ツアーは、ガスの重要性と国家備蓄の必要性を知ってもらおうと、日本LPガス協会が企画したものです。




