夏の高校野球 岡山大会は準々決勝2試合が行われました。第一試合に登場した倉敷商業は岡山東商業に敗れ、大会連覇はなりませんでした。
試合は1回から動きました。1回裏 倉商の攻撃、ランナーを3塁に置いて3番の片岡がスクイズ、幸先よく先制点を奪います。しかし2回表、先発の大中が岡山東商打線に捕まり5連打を浴びて3失点と逆転を許してしまいます。倉商はこの裏、1点を返し、1点差に迫ります。試合はこのまま投手戦になり、両チームともにチャンスはつくるものの、あと一本が出ません。試合は3対2と岡山東商業リードのまま迎えた9回裏の倉商最後の攻撃、去年の覇者が最後の粘りを見せます。ツーアウトランナー1塁と後がなくなりバッターは一番の井上。ライト線へ運んで、ツーベースヒット。土壇場でツーアウトランナー3塁、2塁とサヨナラのチャンスを作ります。バッターボックスには2番の末竹。 だが、打球はセンターのグローブに吸い込まれ、ゲームセット。倉商は岡山東商にあと一歩及ばず、準々決勝で姿を消しました。




