倉敷市児島の小川幼稚園では市と児島警察署が水難事故防止教室を開き、近くの池で水遊びをしないよう約束しました。
水難事故防止教室では倉敷市と児島警察署が夏休みを前に、園児たちの水難事故を防ぐため毎年開いています。倉敷市の職員は市内にあるため池の数などをクイズ形式で紹介し、「ため池での近くで遊ばない、釣りをしない、近づかない」ことを園児に呼びかけました。教室が終わると、幼稚園の北側にあるため池に移動し「あぶない、ここで遊んではいけません」と書かれた看板を設置しました。このため池は釣りをする子どもが多く落下防止の柵がないことから水難事故の危険性が高い場所と言われています。岡山県内ではため池や用水路での水難事故が去年と今年、1件ずつ発生していてあわせて4人の子どもが亡くなっています。倉敷市と児島署では今年に入ってから13か所のため池や用水路に看板を設置していて、今後は地域の要望に合わせて取り付けていきます。




