倉敷警察署は大規模災害時に救護活動や警察業務を行うため県警のヘリが離着陸できる場所として倉敷中央病院のヘリポートを使用する協定を病院と結びました。県警ヘリの病院との協定は県内では初めてです。
調印式には警察や倉敷中央病院の関係者が出席して行われました。
協定の内容は緊急時に病院屋上にあるヘリポートへ管理者への承認の手続きなしで県警のヘリ「わしゅう」を離着陸できるというものです。
使用の手続きが簡略化できることで救護活動や警察の業務が迅速に行えるのが狙いです。
調印式では倉敷警察署の吉村清孝署長と倉敷中央病院の小笠原敬三院長が協定書に調印しました。
【インタビュー】
◆ 倉敷中央病院 小笠原敬三 院長
◆ 倉敷警察署吉村清孝署長
災害時の活用としては津波や洪水で道路の冠水で車両の通行ができない場合などで負傷者の救護活動に加え倉敷中央病院が倉敷警察署からおよそ200mの距離にあるため警察の業務も行います。
警察では今後、8月ごろに実際に県警ヘリ「わしゅう」を使った離着陸訓練などを実施することにしています。




