総社市日羽の作原団地で、浸水被害対策として設置工事が進められていた排水ポンプが完成し、式典が行われました。
作原団地付近には、高梁川に流れる排水路がありますが、地盤が低く川の増水時には逆流するため、何度も浸水被害に遭っていました。
これまではポンプ車による排水や、土のう積みによる浸水防止をしていましたが、時間がかかるなど、十分な対策ができていませんでした。
そのため、地元住民からは恒常的な浸水対策を要求する声が強く、去年から排水ポンプの設置工事に取り掛かっていました。
ポンプは最高、毎分30トンを排水することができ、浸水時には、指導を受けた地元住民が作動させることで被害を防いでいくことになります。
式には、地元住民が参加したほか、昭和幼稚園の園児によるダンスも披露され、ポンプの完成を祝いました。




