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倉敷市立博物館で講座 『昆虫採集と標本作り』

倉敷市立自然史博物館で昆虫採集と標本作りを学ぶ講座が7日(日)開かれました。夏休みの自由研究の参考にと、多くの親子連れが参加しました。

講座には事前に申し込みのあった市内の親子連れおよそ30人が参加しました。倉敷市立自然史博物館・学芸員の奥島 雄一さんが写真などを交えながら昆虫標本の作り方について説明していきました。標本を作るには、昆虫を板の上に乗せて、『昆虫針』と呼ばれる本体を支える針を右胸あたりに刺します。さらに、綺麗に仕上げるためには6本の足を広げて、裁縫に使う『待ち針』で足の位置などを固定し、このまましばらく乾燥させます。一連の作業を学ぶと実践です。参加者はあらかじめ捕まえてきたカミキリムシやチョウチョ、キリギリスなどで標本作りにチャレンジしました。初めての本格的な標本作りとあって、参加者は針の位置など、慎重に作業を進めていきました。今回は、標本作りにあたって、参加者は事前に自然史博物館の収蔵庫を見学しました。この場所には40万点におよぶ貴重な昆虫の標本が収蔵されています。参加者は初めて見る貴重な標本の数々に見入っていました。貴重なお手本を目にした参加者たちは、俄然、自分たちの標本作りに力が入ります。特に足の位置を固定する作業では、少しでも良い作品にしたいと最後まで微調整に余念がありませんでした。この講座は子どもたちが夏休み中にチャレンジする昆虫採集や標本作りの参考にしてもらおうと毎年行われています。

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  • 放送日:2013/07/11(木)
  • 担当者:大森 博武
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