水島警察署で、管内の学校関係者を集めた会議が開かれ、夏休みに向けての少年非行防止策について話し合いました。
会議には、水島警察署管内の１９の小・中・高校の学校長と生活指導の担当教諭が出席しました。
倉敷古城池高校の校長で水島署管内学校警察補導連絡協議会の加治信正会長と水島警察署の川井伸一署長が、「少年非行を減らすには学校、警察、行政が情報共有していくことが大切」と話しました。
岡山県の去年１年間の１０００人あたりの少年非行発生率は、１０．７人で、全国ワースト１位です。
中でも、校内暴力は前の年より９件増えて６７件発生しており、ほとんどが教師への暴力行為です。
会議では、校内暴力が発生した時には、直ちに警察へ連絡をとり、学校として毅然とした対応をとることを申し合わせました。
このほか、「少年の規範意識の向上」、「少年非行防止対策」「児童生徒の安全確保」の３つを重点目標に決め、毎月１０日の見回り活動に力をいれていくことにしました。
また、夏休み期間中は夜間のパトロールを強化し、深夜徘徊の予防につとめていくことにしました。
