倉敷市立中洲小学校の6年生が卒業制作として地元倉敷のやきもの酒津焼に挑戦しました。
中洲小学校の卒業制作では、実際に使えるものを残すという意味で酒津焼による作品づくりに取り組んでいます。6年生202人は、中洲小の卒業生で、140年あまり続く酒津焼の窯元・岡本研作さんを講師に迎えやきものの作り方を教わりました。岡本さんから紐作りと呼ばれる技法を教わると児童たちは、粘土を紐状に伸ばして積み重ねていき思い思いの形を作っていきました。デザインは、あらかじめ図工の時間に考えたもので、コーヒーカップ、茶わん、湯呑、花びんなどさまざまです。6年生たちは、小学校時代の楽しい思い出となるよう卒業制作の酒津焼づくりに一生懸命取り組んでいました。出来上がった作品は、学校で1ヵ月ほど乾燥させたあと、12月ごろ、岡本さんが酒津の登窯で焼き来年1月の完成予定です。




